高校授業料無償化はどうなっていた?

私の長女が高校に入学した。レベルの高い公立高校を希望して受験したのだが、残念ながら不合格となり滑り止めで受けた私立高校に入学することになった。

大学進学を考えると、公立高校に入学したとて授業について行けなければ学習塾に行く必要が出てきて出費が嵩む。一方で私立高校は進学クラスであればそれなりの学習支援があるようなので塾に行かなくても良いと考えると、トータル費用は大きく変わらないと考えることにした。長女には、不合格に落ち込まず、とにかく将来を見て進んで欲しい。

 さて高校に入学にあたり、妻と授業料の話になり、そう言えば民主党時代に高校授業料無償化(公立高校分)だったはずと思い出した。自民党に代わり、「無償化」という言葉は無くなったが実質無償化では?と確認をしてみた。
 実は高校から「高等学校等就学支援金制度」の申込手続きが来ており、それが公立高校分の授業料(年間118,800円)に当たる支援金だと気がついた。
 しかし、案内を見ると所得制限がある制度で年収から決まる「市町村民税所得割額」によるものらしい。
 自分の年収は丁度ボーダラインで、普通の計算だと市民税所得割額が越えており、支援金制度が受けられない範囲だった! 無償化にならないのか〜。痛い出費だ!

 ところが詳しく調べてみると、市民税所得割額は「寄附金控除」で減額されるものとのこと。その寄附金控除といえば、そう、あの「ふるさと納税」で受けられるものです。

 私は一昨年からふるさと納税はしていたので計算してみると、、、
なんと!寄附金控除分で市民税所得割額が下がり、就学支援金が受けられる条件に!!
 ここまでボーダだったとは。。。今年はツイてる?

<参考>
https://share-note.info/shuugakushienkin-furusatonouzei/