2018年大発会(終値741円39銭高)

今年の大発会は、大きな上げ幅となり、2万3000円を一気に越えて終値2万3506円33銭。この上げ幅は1996年の749円高に次ぐものとのこと。
今年の株式市場への期待は大きい。

さて、前回書いた「お金の学校」セミナーの第3回の杉村太蔵氏の講演はなかなか勉強になった。
自らを「国策投資家」と言っているが、普段のテレビのコミカルな印象とは大きく異なる深い見方をしている投資家の印象が残った。
声は非常に大きいのはそのままだが、賃上げや高齢化が今後の日本の経済の鍵を握る話や、新聞の行間から国策トレンドを読み取る考えは素晴らしく感じた。
特に会社員の賃上げが重要という点と、高齢者用のオムツを数社の品を自ら履き心地を試して比較するなどはなるほどと感じた。
特に自分の興味のある製品を実際に使ってみたり、会社の考え方を確認することで銘柄を選ぶことはできるだけやってみたい。
もう一つ、生涯勉強という点で、79歳で宅建に合格した女性が不動産業を始めて年商5億まで成長し、杉村氏自身も現在大学院で勉強始めたという話があった。
最重要指標がコアコアCPIであるという話も興味深い。
この辺りの話は、ラジオ日経マーケットプレイスを聞くとおさらいができることがわかった。
http://market.radionikkei.jp/marketpress/sugimurataizo/

個人持株については、10月の選挙結果以降の日経平均株価の上昇率(+11.7%)に対し、持株平均の上昇率が弱かった(+7.4%)。
株マップ.comによると、過去3ヶ月の業種別指数上昇率は、
 石油・石炭製品:+42.37%
 鉱業:+30.26%
 ガラス・土石:+19.82%
 機械:+18.85%
 商社:+17.58%
 以下、造船、保険、海運、小売業、となっている。
自分の中では特にJMC[5704]、ジャストシステム[4686]、MonotaRO[3064]は時期が合っていなかった。
一方でウォッチ対象銘柄に入れていた学研HD[9470]やマザーズのDMP[3652]の上昇を拾えなかったのは反省したい。
今年に入り、再度のJMCと新たにファイズ[9325]、FDK[6955]が引っ掛かり、上昇開始したので確定売り時を探りたい。

また、新年になり、NISA枠120万がリセットされたので配当狙いとキャピタルゲインの両方で有効に使いたい。
(現状の投資資産枠で運用し、追加投資は行わない)