マネーの拳と非上場株式会社への投資(FUNDINNO)

最近、マンガ喫茶で読み切ったコミックに「マネーの拳」がある。
「インベスターZ」や「ドラゴン桜」の三田紀房氏が作者で、
世界チャンピオンボクサーが引退後、居酒屋を経営していたが上手く乗れず、ある大物事業家に素質を買われて1億の資金活用を考え、Tシャツ特化の会社を立ち上げて成長していくストーリーだが、
大手商社に邪魔されつつも、自分たちの特長を活かして差別化で勝負する部分が非常に腑に落ちる流れで面白かった。
 こんな経営眼の持ったベンチャー会社を見つけて支援のための投資ができ、会社が上場できた暁に一株主として配当をもらえるか公開利益を得られれば、自分にとって生きがいになるし、日本の成長にもつながる気がしてきた。

非上場会社への投資となると、変な投資話の電話勧誘などで詐欺に合うニュースも多く、見極めが重要だ。
そんな中ネットを調べていくと、クラウドファンディングで非上場会社へ株式投資ができるようになっていることがわかった。
 「株式型クラウドファンディング」と言われるようだが、次のサイトに比較情報が載っている。
https://cf-hikaku.net/kabusikigata/

ファンディーノ、ゴエンジェル、エメラダエクイティが比較されており、興味深かった。
中でも案件が多く、最も活発と思われる「ファンディーノ(FUNDINNO)」にこの際登録してみる事にした。
https://fundinno.com/about
ネット上で結構な個人情報を登録しないとならないが、ある程度リスクを負わないと新しいことへのチャレンジはできないと思い、登録を進めた。審査に2ヶ月ほど要したが、ようやく登録できた。

しかし、どうやら最低でも投資資金は12.5万円ほど必要で、一度投資すると換金性はなく、配当もないので長期保有が前提。
万が一上場まで行ければ大きな売却益が得れれる、正にハイリスクハイリターン。サラリーマンが手を出すにはなかなか敷居が高い。
でも、本当に自分が応援したい商品やサービスであれば、返ってくる事を当てにせず、長い目で見守りたい。10社に1社の確率で5年以内に上場になれば良い方だと思う。
夢はAppleAmazonなどのような将来の大企業を見つける事だが、未来に向けては様々な課題が山積している。
今は焦らず、じっくりと企業を選んで、2、3回は投資してみたい。
そのためには今は通常の株取引で運用利益を出すことかな。

それにしても日経平均は節分からの乱高下で落ち着かない。
彼岸まであと2週間。今は現金比率が高くなっているが、個別銘柄で見極めたい。
一方で下げに対するヘッジとして、ETFである「(1357)日経ダブルインバース」の動きを見て、買いを仕掛けていく事も考え中。