2018年の株価予測情報

先週の日経平均は、前週終値¥23,274.53から
2/5(月)-592.45円、2/6(火)-1071.84円と続き、
週末は、21,382.62円(-1,891.91)と、週内で8.13%の大きさ下げ。

1/22に、13週MAが26週MAから+7.5%程度乖離し、さらに株価は13週MAから5.7%も乖離していただけに、調整局面とも取れるが、調整にしては下げが速く、株価は一気に26週MAを割り込んだ。
米国の引締め策の金利上昇懸念が要因とのことだが、次は52週MAの20,500円あたりまでが抵抗の目安になるのか。

今年の先行きについて、2人の署名人がコメントしていたので記しておく。
自称「政策投資家」の杉村太蔵氏は、2018年はまだまだ上がると期待しているとのこと。
ただしポイントは賃金の上昇との事。
一方、2013年〜2016年の年末日経平均株価を誤差500円以内で的中させたニトリHDの似鳥会長。
昨年2017年末は、予想17,000円に対し、実際は22,764で4年連続の僅差にはならなかったが、発言が注目される人物。
似鳥会長の2018年末予測は2万円割れもあり得ると予測。

さてどの方向に向かうか。

自分の持株は、逆指値を張っていたので月曜日に結構手放すことになり、先週内に買えたのはJMCの買増しと、Nフィールド。
ファイズは、前週末3,180→2,609と逆指値に掛からず、売れずに大幅下落。
全体平均では4.7%の下げには治まったものの、リバウンドは拾えそうにない。
今回の急落はしばらく下降トレンドは続きそうな勢いなので、
「節分天井、彼岸底」の格言を頭に置いて、52週MAまでの調整か、週足の逆指値で買いを拾える個別銘柄を探したい。

2018年大発会(終値741円39銭高)

今年の大発会は、大きな上げ幅となり、2万3000円を一気に越えて終値2万3506円33銭。この上げ幅は1996年の749円高に次ぐものとのこと。
今年の株式市場への期待は大きい。

さて、前回書いた「お金の学校」セミナーの第3回の杉村太蔵氏の講演はなかなか勉強になった。
自らを「国策投資家」と言っているが、普段のテレビのコミカルな印象とは大きく異なる深い見方をしている投資家の印象が残った。
声は非常に大きいのはそのままだが、賃上げや高齢化が今後の日本の経済の鍵を握る話や、新聞の行間から国策トレンドを読み取る考えは素晴らしく感じた。
特に会社員の賃上げが重要という点と、高齢者用のオムツを数社の品を自ら履き心地を試して比較するなどはなるほどと感じた。
特に自分の興味のある製品を実際に使ってみたり、会社の考え方を確認することで銘柄を選ぶことはできるだけやってみたい。
もう一つ、生涯勉強という点で、79歳で宅建に合格した女性が不動産業を始めて年商5億まで成長し、杉村氏自身も現在大学院で勉強始めたという話があった。
最重要指標がコアコアCPIであるという話も興味深い。
この辺りの話は、ラジオ日経マーケットプレイスを聞くとおさらいができることがわかった。
http://market.radionikkei.jp/marketpress/sugimurataizo/

個人持株については、10月の選挙結果以降の日経平均株価の上昇率(+11.7%)に対し、持株平均の上昇率が弱かった(+7.4%)。
株マップ.comによると、過去3ヶ月の業種別指数上昇率は、
 石油・石炭製品:+42.37%
 鉱業:+30.26%
 ガラス・土石:+19.82%
 機械:+18.85%
 商社:+17.58%
 以下、造船、保険、海運、小売業、となっている。
自分の中では特にJMC[5704]、ジャストシステム[4686]、MonotaRO[3064]は時期が合っていなかった。
一方でウォッチ対象銘柄に入れていた学研HD[9470]やマザーズのDMP[3652]の上昇を拾えなかったのは反省したい。
今年に入り、再度のJMCと新たにファイズ[9325]、FDK[6955]が引っ掛かり、上昇開始したので確定売り時を探りたい。

また、新年になり、NISA枠120万がリセットされたので配当狙いとキャピタルゲインの両方で有効に使いたい。
(現状の投資資産枠で運用し、追加投資は行わない)

「お金の学校」セミナー(日経新聞社主催)

10月から日経新聞主催のセミナー「お金の学校in名古屋」に参加している。

https://www.nikkei4946.com/seminar/seminar.aspx?ID=2079&TYPE=seminar

1回目:川田英利氏(ペイ・フォワード代表取締役 ナビオ株式スクール代表講師)
2回目:桐谷広人氏(投資家)
3回目:杉村太蔵氏 (元衆議院議員
の内容で、2回目まで終わった。

1回目は、PERとPBRに着目した投資術で、割安で決算発表に応じて買う時期を考えたものであった。
2回目は、個人投資家株主優待狙いが比較的安定した運用ができるというもの。

それぞれスタンスは異なるが、自分が納得するブレないスタンスで投資を続けることが共通点であると感じた。

日経平均26年ぶり高値2万3000円超え

2017年11月9日日経平均は23,000円を超え、高値23,382.15円をつけた後、終値22,522.83円と1日859円の幅で動いた。
9/29の20,356.28から10/24の21,805.17までの最長記録の16連騰、その後も一気に伸ばした。

日経平均9/29終値から11/9最高値までの上昇率14.86%に対し、自分の持株上昇率は+3.1%しかなく、波に乗れてない結果だ。
変動値幅の大きいマザーズジャスダック銘柄は当たらず、かろうじて黒田電気TOBが入り、なんとか上昇分が出たが、これがなかったらほぼ上昇なしの状態。
衆議院選挙の自民圧勝の結果から、こういう相場は大型銘柄のトヨタファナック安川電機と銀行、証券が引張っている感じだ。
ま、焦らず見守るしかないか。

ずっと注目しているJMCは、前週足高値越えで買ってもなかなか反転基調にならず、損切りが続いている。
上昇中の銘柄は、乖離率が大きく手を出せないものばかりで、週足移動平均線まで戻る調整を待ちたい。

最近の新聞記事は、AIを取り上げているものが本当に多い。
GOOGLEAmazonから発売されたAIスピーカが話題だし、コールセンタや投資アドバイザなどもAI利用がニュースになる。

過熱気味の市場だが、スタンスは変えずに続けたい。

北朝鮮不安と衆議院の解散の影響

先週の株式相場は、衆議院解散総選挙への動きの中で、日経平均は大きく上昇し、先週末終値19,909.5円から今週高値20,481.27、終値20,296.45円(+19.4%)で引けた。

自分の持株平均は+0.36%だけの上昇だったので調子は今一つ。
特にMonotaRO(3064)は先週は上昇傾向見られたのに、9/21、22と急落、高値3,545で週末終値3,160の-11%となり、私の売り条件になってしまった。JMCも前週高値越えで買増しすれど、揉み合いブレイクとはならず、来週は損切りをせざるを得なくなりそう。

一方で9月末が近づき、株主優待や配当の権利をどうするか迷う場面。
株主優待の一度つなぎ売りをやってみようと信用口座を開設したが、狙っている株主優待銘柄は一般信用の売り玉がないため、小リスクでのつなぎ売りはできない様子だ。

話題を変えて、オンデマンドTV。
機動戦士ガンダムTHE ORIGINⅤが9/2に公開され、映画館まで見に行けないため、オンデマンドサービスで同日レンタル開始がされることを知っていて調べていた。
iTunesとdTVが配信するとのことで、dTVの会員になれば無料かもと期待したが1000円の有料だった。同じ1000円ならiTunesで良いと思って購入。
ジオンの宣戦布告でコロニー落としという残酷な作戦が実行される中、ランバラルの人道的態度とシャアの秀でた才能を表現されている部分はファーストガンダムのストーリに上手く繋げていると感じた。

さて実はdTVには会員登録したので、ガンダム以外で30日間の無料期間を楽しんだ。
9月末で無料期間が終わるので一旦解約するが、アマゾンとdTVどちらかのオンデマンドサービスは利用してみたい。扱っている映画数から考えるとdTVだが、amazonプライムは各種サービスが付随することと年会費が安いことを考えるとアマゾンが一歩有利か。

北朝鮮不安とトランプ政権のゴタゴタでドル安

今夏は局地豪雨が目立ち、各地で土砂災害が相次いでいる。
7月の九州北部豪雨、池袋の大粒ヒョウ、秋田の記録的豪雨、そして昨日は瑞浪市中央道で土砂崩れ被害が発生。

 一方、日経平均は7月は19,856ー20,074の200円幅だったのが、8月に入って一気に安値は19,500円を割り込みもみ合いをブレイクし、下降トレンドに入った感がある。このまま続けば4月の安値18,224円を睨む事になるかもしれない。
 この背景には、北朝鮮のグアムに向けたミサイル発射予告と米国トランプ政権の不安定さにより、ドル安円高が進みつつある影響が大きいらしい。

自分の銘柄は、JMC[5704]は一旦買増しすれど損が膨らんだだけ。丸和運輸「9090]と安川電機[6506]でプラスになったが、他は落ち着かず、逆指値を仕掛けて買ったり売ったりで損切りが続いている。
最近注目すべきはジャストシステム[4686]で、8/8に前日高値1,718円を上抜けしてから一気に8/18終値で2,459円と+43%まで上昇。決算速報で経常利益+25%の増収増益が大きなニュースだった様子。ただ、急激な上昇に付いて行けず、買いそびれた。13週MAで下支えしていた7月初めあたりに逆指値買いを張っておきたかったところ。そんなに甘い訳はないが。

全体が下降トレンドの中、個別物色をどうしていくかは難しそうだ。
マザーズJASDAQも日足25MAを下回った銘柄ばかりで弱い。
株主優待狙いの外食系は上昇トレンドが多いが、高値圏に入っており手が出しづらい。しばらくは日足ではなく前週足の高値越えで逆指値を張っていくスタンスしか取れないかな。

2ヶ月ぶりのつぶやき

前回5/21から丁度2ヶ月ぶりのつぶやきとなるが、この間の日経平均は、高値20,318.11円、安値19,570.13円と750円範囲のボックス圏で推移していたことになる。
米国トランプ政権も目玉政策を打ち出せず、日本では東京都知事選が話題になったが、国政は森友学園加計学園問題というくだらない話題で阿部首相の支持率が落ちている状況。

一方で個別銘柄を見ると結構変化しているものは多い。
ただ、期待して保有継続しているJMC[5704]の株価は冴えず、下降トレンドから抜け出せずにいる。他方、週足チャートで調整相場になっていた安川電機[6506]とVOYAGE[3688]に先週から逆指値買いを仕掛けていたら、大きな上昇の動きに入った。
特に安川電気は、決算発表日を知らずに仕掛けていたのに、決算発表当日(7/20)に期待混じりの高値越えで買いとなり、引け後の決算発表での上方修正で翌日に窓開け上昇するという非常に良いタイミングになった。

マザーズJASDAQ銘柄はタイミングが合ってないが、P版.com(3559)は今週ようやく前週高値を越えたので次週逆指値を仕掛けておきたい。今年3月上場し、高値3,640円に対して現在2,226円と約40%ダウンした状態なので上昇余地が大きいと見ている。